広島の植物ノート 別冊

広島の植物ノート別冊へようこそ。

ようやく、2009年1月1日からの投稿を復元しました。
植物名から本編へのリンクは省略したので、本編の総索引を利用されたい。

レンタルサーバーを替えた際の引っ越しに失敗したためである。今後のために、メモを残しておく。
(1) 本編に関しては、バックアップ・ファイルを新たなサーバーに転送するだけで、一発完了。ファイルは頁毎に作られているので、総数は多いものの、ファイル間のリンクはすべて「相対アドレス」で書いておいたから、何処に置いても問題ない。

(2) 別冊はWord Pressで作っていたから、ファイル構造が全く分からない。もちろん、解らなくても良いはず。旧・新のサーバーが並立している期間に、旧サーバーでバックアップ(エクスポートファイル)を作り、新サーバーで展開(インポート)した。
 見かけ上、移転は成功したようだったので、安心していた。ところが、旧サーバーの契約が終了したとたんに、画像が表示されなくなったのだ。調べてみると、画像の保管場所が旧サーバーのままになっており、新サーバー上の文章から旧サーバーの画像を呼び出していたらしい。
 それで、旧サーバーへのアクセス権が無くなったとたんに画像表示がされなくなった。バックアップファイルには画像が含まれていないのだ。だから、ファイルが小さかった。
 画像自体は自分自身のバックアップに入っていたので、それを該当個所に収めることで、復元できるのだが、1か所ずつ、手動で行うため、手間がかかってしまった。

やはり、自分用のhtml文のひな型とstyle.cssを作って、それを使用するのが安全である。現在の「特集」記事は、別冊の「付録」記事としていたのを、本編の「特集」として再編成したのは同じ理由。既製品は便利だけど、いざというときに困る。

タイミンタチバナなどの花

宮島での植物観察会で、タイミンタチバナの花(♂株、♀㈱)などを撮影した。本編の写真に加えた。同属のツルマンリョウについては、昨年の初夏に花を撮影していたので、こちらも追加した。ただし、ツルマンリョウが雌雄異株であることに気づかず、区別ができるような写真にはなっていない。今後は、確かめながら撮影したい。
 本編「広島の植物ノート」は、1種について1枚の写真、そして科を基準にして頁を作っていた。なるべく種数を多く掲載したいとの理由である。これ以上、新たな種を付け加えることも難しいので、種毎の記述や写真を増やすことに努める。そのため、頁をなるべく属か、それ以下の単位で区分するよう変えていく予定。

新規、変更した頁が最初の画面となる(index.html を固定しない)設定は以前の通りである。

モチノキ属の栽培種を追加

本編に、クリスマス・ホリーと呼ばれるモチノキ属の栽培種が登録されていなかったので、ヒイラギモチ(セイヨウヒイラギ)とヤバネヒイラギモチ(シナヒイラギ)を搭載した。

ヒイラギの名を持つが、モチノキ属の常緑樹で赤い果実をつける。ホリーは血の色(生命の源)である赤い果実が必要なのであって、日本のヒイラギは使えないらしい。

セイヨウヒイラギやシナヒイラギという和名だと「ヒイラギ」の一種だと勘違いされるので、ヒイラギモチと呼ぶべきである。ただし、この名は Ilex aquifoliumIlex cornuta の両方で使われている。

モチノキ属は雌雄異株のはずであるが、セイヨウヒイラギやシナヒイラギの雌株にはしばしば雄花が混在し、果実をよく着ける。雑居性なのか、中途半端な性転換かもしれない。

中国原産の Ilex cornuta はヤバネヒイラギモチと呼ばれる。ヤバネ(矢羽)は葉の形から、上の写真の果実の上側と左端の葉を見ると先端が矢羽状になっている。これは、刺上の葉先が裏側に強く反り返っているため、そう見えるだけ。中央下部の葉を見ると分かり易い。

高温の夏から二度目の春?

当地でヤブカンゾウが咲くのは7月、過去15年間の写真は全部が7月であった。
上の写真は、今年の7月2日に撮影したもの。

ところが、庭に植えてあったものが、開花後に、暑さと乾燥で枯れてしまった。地上部が全部枯れたので、来春の葉が出てくるか心配していたところ、お盆前後の雨を受けて、新しい芽が伸びてきた。

手前に見えるのは枯れた花梗。たくさん咲いていたことがわかる。

8月である証拠に、そばに咲いていたハマナデシコの花を入れてみた。

もう少し大きくなれば「山菜」として利用できるか?
これは、道の駅で4月に販売されていたもの。

太田川河畔の春植物

植栽されたユキヤナギが花盛りとなったので、太田川河畔の自生地を見に行きました。
数年前の洪水の影響から、枝の長さが回復していません。

ユキヤナギは咲き始め
ユキヤナギの花

キシツツジはまだですが、ケイリュウタチツボスミレはここかしこに咲いています。

ケイリュウタチツボスミレ
ネコヤナギの花は終わり

時々、洪水に見舞われる河畔の岩上に「渓流沿い植物」の育つ環境があるのですが、上流にダムがあるので、めったに洪水がなく、たまに洪水になると水勢が強すぎて渓流沿い植物の群落を押し流しているようです。ユキヤナギの枝が短いまま、キシツツジの株が少なくなったように見えます。

河岸段丘の一部に生育しているユキワリイチゲ、葉の量は多いものの、今年は花が少ないようです。

ユキワリイチゲの花数が少ないようだ

段丘崖の斜面下部に生育するホソバナコバイモは健在、近くの神社の社叢の林床の自生地には生育数が多く、一般公開されている。ただ、客寄せのためか、ミチノクフクジュソウを植栽するなど、行き過ぎた一面があるのが残念。

斜面にひっそりと咲くホソバナコバイモ

特集-Ⅴにロゼットの写真を集める

葉の並び型がバラの花の形に見える様子をロゼット状、そのような葉の集まりをロゼットと呼ぶ。ロゼットを作る植物を集めてみた。

「特集-Ⅴ 冬越しの姿 Rosette」へ

私がロゼットのことを知ったのは、小学生の頃に中山周平:観察図絵・冬の生物、国民図書刊行会(1949)を読んだからである。このシリーズは「生態図鑑」とでも呼ぶべきものであって、四季にわたる生物の姿が解り易い解説と原色図で紹介されている。

現在でも、これほどの優れた解説書は他に見ない。素晴らしい本である。この本が国立国会図書館デジタルコレクションにあり、インターネット公開されているので、ぜひ読んで(見て)いただきたい(本書の著作権は存続中であるが、著作権者の許諾により公開されている)。

中山周平(1949)観察図絵・冬の生物, p.18

ウコギ科、セリ科を再構成

チドメグサ属のうち、最も普通のはずのチドメグサの写真が掲載できていなかった。

何のことはない、我が家の裏庭に生育していた。花序があるのを確認して、コンパクト・デジカメで適当に撮影。PC上で選んでいたら、花が開いている様子がちゃんと写っていた。前かがみの姿勢が難しく、ファインダーの液晶画面がよく見えないまま、適当に近接撮影している。一眼レフの手動ピント合わせに比べて、コンデジの画は鮮鋭さに欠けると感じていたのだが、コンデジのオートフォーカスの方がよい場合もある。

ついでに、ウコギ科とセリ科の頁を整理しておいた。各頁の頭に種のリストを配置していたのを、各科のトップ頁だけに置き、チドメグサ属には検索表を載せた。

チドメグサ属の形式で統一したいところだが、全部の書き直しは無理だろう。

栽培植物、帰化植物を追加

前回に続き、本編に栽培植物などを追加した。
 以下順不同

シュユ、イヌゴシュユ Tetradium daniellii (Benn.) T.G.Hartley ミカン科

ギンバイカ Myrtus communis L. フトモモ科

セイヨウニンジンボク Vitex agnus-castus L. シソ科

モッコウバラ Rosa banksiae R.Br. バラ科

ハマナス Rosa rugosa Thunb. バラ科

ヨレスギ Cryptomeria japonica (L.f.) D.Don ‘Spiralis’ ヒノキ科

トキワマンサク Loropetalum chinense (R.Br.) Oliv. マンサク科

クロバナロウバイ、アメリカロウバイ Calycanthus floridus L. var. glaucus (Willd.) Torr. & A.Gray ロウバイ科

サツキ、サツキツツジ Rhododendron indicum (L.) Sweet ツツジ科

サラサウツギ Deutzia crenata Siebold et Zucc. f. plena (Maxim.) C.K.Schneid. アジサイ科

ジンジャー Hedychium coronarium J.König ショウガ科

スノードロップ Galanthus nivalis L. ヒガンバナ科

ブドウムスカリ、ムスカリ Muscari armeniacum Leichtlin ex Baker キジカクシ科科

アスパラガス、オランダキジカクシ Asparagus officinalis L. キジカクシ科

ユリオプスデージー Euryops pectinatus (L.) Cass. キク科

ノースポール Leucanthemum paludosum (Poir.) Bonnet & Barratte ‘North Pole’  キク科

コスモス Cosmos bipinnatus Cav. キク科

キバナコスモス Cosmos sulphureus Cav. キク科

ラベンダー Lavandula angustifolia Mill. シソ科

クロタネソウ Nigella damascena L. キンポウゲ科

帰化植物の追加

フヨウカタバミ Oxalis purpurea L. カタバミ科

キレハマメグンバイナズナ Lepidium bonariense L. アブラナ科

トキワナズナ Iberis sempervirens L. アブラナ科

ムラサキカッコウアザミ Ageratum houstonianum Mill. キク科

既掲載種に写真を追加したもの

ウンヌケモドキ イネ科

ヒトモトススキ イネ科

既掲載種の花の写真を追加

シコクスミレ スミレ科

ポポーノキ バンレイシ科

ペチュニア ナス科

オシロイバナ オシロイバナ科

栽培植物を追加

本編に、いくつかの栽培植物を追加した。花壇や畑からの逸出と思われるが多いが、完全に野生化状態にあるものが少なくない。土壌の乾燥に耐える種類ほど、よく見かける。
 以下順不同

ヒガンバナ科
  スイセン(類)

クマツヅラ科
  ランタナ
  ヒメイワダレソウ

タデ科
  ワイヤープランツ

シソ科
  クリーピングタイム
  タイム

セリ科
  オルラヤ(オルレア)
  ウイキョウ

ナデシコ科
  フクロナデシコ
  スイセンノウ

キク科
  マーガレット
  メランポジウム

バラ科
  ヤエヤマブキ

キジカクシ科
  ツリガネズイセン

ムラサキ科
  ルリヂサ(ルリヂシャ)

ウリ科
  ハヤトウリ

カンナ科
  ダンドク(カンナ)

カタバミ科
  オキザリス・トリアングラリス

ヒユ科
  ノゲイトウ(ケイトウ

かしわもちの葉 2022年追記

2014年以降、大きな修正をしていませんでしたが、カシワ、サルトリイバラの葉の輸入量、2021年12月までのデータを加えて、グラフを更新しました。

本年の「端午の節句」は5月3日、サルトリイバラの新葉は使えるものがあるだろう。

2021年1月から12月までの「かしわの葉」の総輸入量は 419,196kg(乾重)、3億4千531万6千円
2021年1月から12月までの「さるとりいばらの葉」は 50,625kg、4千28万3千円

⇒ 特集-Ⅳ かしわ餅のまとめ