(Thunb. ex L.f.) D.Don
- Cryptomeria japonica (L.f.) D.Don var. radicans Nakai
(アシウスギ)
- Cryptomeria japonica var. sinensis Miquel (中国名: 柳杉 liu shan、和名: カワイスギ)
本州、四国、九州、および中国(柳杉)の暖温帯・冷温帯に分布する雌雄異花同株の常緑高木。
広島県:芸北山地のブナ林中の岩場などの貧栄養地や谷底の過湿地に集団的に生育している。備北山地では、自生状況があまり明確ではない。主要な造林樹種として、島 嶼部、沿岸地の湿潤地に広く植栽されている。
広島県植物誌 p.79、p.81(アシウスギ);呉市植物誌 p.69;東城町植物誌 p.71(アシウスギと区別していない);呉市目録 p.20;北広島町 p.171;
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京都府の芦生地方(美山町)に自生するスギは林業界でウラスギ系と呼ばれている。これを変種として記載したものがアシウスギで、本州の日本海側多雪地の暖温帯上部、冷温帯下部に分布する。
中国山地に自生するスギは アシウスギとなる。芦生から西では岡山・兵庫・鳥取の3県にまたがる地域、広島・山口・島根の3県にまたがる地域の2地域にまとまった自生地がある。広島県ではハチロウスギ、島根県ではヒキミスギ、山口県ではジャクチスギと呼ばれ、地域品種として植林される。
日本と中国のスギは、それぞれ変種として区別する傾向がある(スギとカワイスギ;柳杉と日本柳杉)が、世界的には区別されていない。 柳杉は日本のスギが移入されたものとする意見もある。